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HISTORY

History of traditional Thai massage

タイ古式マッサージとは

タイにおける伝統医療の歴史は非常に古く、おおよそ数千年にわたる歴史があると考えられています。主にアーユルヴェーダ医学(インドの伝統医学)や中国の伝統医学などからの影響を受けていると考えられています。
 
~タイ伝統医療の歴史~
タイの伝統医療は、アーユルヴェーダ医学からの影響を受けています。アーユルヴェーダとは、古代インドの伝統的な医学で、自然の法則と人体のエネルギー(ドーシャ)のバランスを重視しています。タイの伝統医療もその流れを受け継いでおり、アーユルヴェーダの原則に基づいて発展しました。
また、中国伝統医学からも多大な影響を受けているといわれています。中国医学では、気や陰陽の概念が重視され、これらのバランスを整えることが健康の鍵とされています。これらの考え方は、身体のエネルギーの流れを整え、健康を促進することを目的とするタイの伝統医療にもしっかりと組み込まれています。
 
~伝統医療とタイ古式マッサージの関係~
タイ古式マッサージにおけるエネルギーラインは、“セン”(サワシン・セン、イトーン・セン、カー・セン、トー・セン、ラクン・セン)と呼ばれ、身体を通るエネルギーの流れや経絡を指します。センは、身体の中で重要なエネルギーが通る通路であり、タイ古式マッサージではこれらのエネルギーラインを刺激することで身体の調和を促進し、健康を維持することを目指します。このアプローチは、伝統医療の考え方と一致しています。
総じて、伝統医療とタイ古式マッサージは、共通の哲学や技術を共有しており、身体、心、精神の調和を追求する伝統的なアプローチとして、タイの文化に根付いています。
伝統医療とタイ古式マッサージは、タイの文化や歴史に深く根ざしており、身体のエネルギーのバランスを整え、健康を促進する目的で行われています。
 
~ワットポーの医学・マッサージスクール~
バンコク・チャオプラヤ川の東側、王宮のすぐ南に位置するワットポー寺院内にタイの伝統医療を学ぶうえで重要な拠点となっているマッサージスクールがあります。ここでは伝統的なタイのマッサージ技術や医学について学ぶことができ、ここで教えられるマッサージ技術は、伝統医療の一部として位置づけられ、タイの伝統医療の知恵と技術を古代から現代へと紡ぎ続けています。
 
~タイ古式マッサージの歴史を未来に受け継ぐスクールの重要性とBandahaスクールの哲学~
・文化の継承
タイ古式マッサージはその起源や技術に文化的な背景が深く結びついています。伝統的な手法や哲学は、特定の文化や地域に根ざしています。スクールが存在することで、これらの伝統的な技術が次世代に引き継がれ、文化的な遺産が継承されます。
・技術の継承
タイ古式マッサージには特有の手法や施術が含まれており、これらの技術は経験と実践を通じて習得されます。スクールが存在することで、伝統的な技術が正確かつ効果的に学ばれ、将来のマッサージセラピストによって実践されることが保証されます。
・理解の向上
タイ古式マッサージは単なるリラクゼーションだけでなく、身体の健康を促進し、特定の症状を緩和する効果があります。スクールが存在することで、生物学的な理解や知識が生徒に伝えられ、決して真似事ではない、マッサージの本質的な理解が得られます。
・マッサージ産業の発展
タイ古式マッサージは健康産業において重要な位置を占めています。スクールが高品質なトレーニングを提供することで、質の高いマッサージセラピストが増え、産業全体の発展に寄与します。
・国際的な認知の向上
タイ古式マッサージは現在国際的な需要が高まってきています。スクールが適切なトレーニングを提供し、生徒が国際的なスタンダードに合致するようサポートすることで、国際的な認知が向上し、タイ古式マッサージが世界中で受け入れられる可能性が高まります。
・イノベーションと調和
タイ古式マッサージの伝統的な手法を継承しながら、新しい科学的な理解や技術の導入もスクールで行われることが重要です。これにより、伝統的な価値観と現代の医学やリサーチの成果を調和させながら、より効果的で包括的なアプローチが可能になります。
 
総じて、タイ古式マッサージの歴史を未来に受け継ぐスクールは、文化的な継承、技術の伝達、医学的な理解の向上、産業の発展など多くの側面で重要な役割を果たします。
~守・破・離~
Bandhaスクールがもつ哲学として、「守・破・離」があります。
「守破離(しゅはり)」とは、武道や芸術などの伝統的な日本文化や哲学に関連する概念です。以下に、守破離の基本的な意味と、Bandhaスクールの考え方を示します。
 
守(Shu)- 守る
技術や手法を理解し、その伝統的な形を守りながら学びます。この段階では、基本的な技術や原則を習得することで、伝統的な技法を正確に理解し、確実に実践することが重要となります。師匠や教材に従い、手技やポジション、アプローチを忠実に習得し、正確な形を身につけます。
 
破(Ha)-破る
次は、学び取った伝統的な形や基本的な技術を自分なりに解釈し、応用する段階です。クライアントの状態やニーズに合わせて柔軟にアレンジします。新しいアプローチを取り入れ、独自の組み合わせを試みることで、クライアントの状態やニーズに対応できる柔軟性が生まれます。他のセラピストや手法を学び、統合することで、より効果的なセラピストへと成長します。言うまでもなく、基本をマスターしていなければできません。
 
離(Ri)-離れる
最終的なステージでは、学習者は伝統的な形や手法から離れ、独自のアイデンティティを確立します。これは個々の経験、哲学、クライアントとのコミュニケーションに基づいて完成していきます。セラピストは自身のスタイルや独自のアプローチを開発し、他のマッサージセラピストとの差別化を図ります。この段階では、高いレベルの専門性や創造性が必要とされます。
 
マッサージセラピストにとって、守破離のプロセスを習得することは多くのメリットをもたらします。「守(Shu)」により伝統的な手法やテクニックを守ることでクライアントに安定した技術を提供できるようになり、「破(Ha)」のステージで新しいアイデアや手法を導入することで、セラピストはイレギュラーやクライアントの要望に柔軟に対応することが出来るようになります。「離(Ri)」を経ることにより、クライアントに対して独立した技術を提供し、独自のブランドを構築することが可能になります。
これらのプロセスを習得することで、セラピストはクライアントの状態やニーズに適切に対応でき、クライアントの満足度を向上させ、競争の激しい業界での差別化を図り、クライアントにとって特別な体験を提供する手段となります。結果として、リピート予約や良い口コミが生まれ、セラピストとクライアントとの関係が深まると、Bandhaスクールは考えています。


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